- Q1. 講習会ってなんやねん。そんなん今初めて聞いたわ。
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まぁ、たいていの人はそうでしょう。なんせ、主催してる署の警官ですら知らなったりするんですから (--;
現在、東京都ではライダーの技量/安全意識の向上を目的として、各地の警察署が管区内の自動車教習所の敷地などを利用した講習会を開催しています。それが、ここで紹介している講習会、正式な名称を「二輪車安全運転講習会」というものです。
講習会という名前から、なんか違反した奴らがペナルティで受けさせられる強制的なもの、というイメージを持たれがちですが (^^; 、別にそういう類のものではないです。あくまで、参加したい人たちが自発的に集まる講習会ですので、警察官にえらそうな態度で説教食らったり、ということはありませんからおしゃれめさるな、じゃない、安心めされい。
- Q2. 講習会に出たからって、それがなんだっちゅーねん。
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確かに、貴重な休日を潰してまで参加するわけですから、何か得られるものがなければやってられませんわな。
講習会で得られるものは多々ありますが、まず真っ先にあげられるのは、“運転技術”だと思います。二輪ジャーナリストの辻司氏の著書にもありましたが、バイクが好きで乗っているのなら、運転技術を向上させることはライダーの義務であり、永遠の課題である、と思います。
なんせ車と違ってバイクは体をむき出しにして何十キロ、何百キロといったスピードを出す乗り物です。緊急時の対処を落ち着いて行うためには、練習に裏付けられたテクニックが絶対に必要になります。やっぱり、バイクが好きで、歳とってもずっと乗っていきたい、というのであれば、つまんない事故や自爆で死にたくはないですからね。
しかし、そんな建前はともかくとして、なぜに私や俗に言う講習会屋が足繁く講習会に通うかと言ったら、それはもう単純に「楽しいから」に他なりません! 講習会の詳しい内容は次項に譲りますが、警察の取り締まりや他の交通を気にせず、思う存分すっ飛ばせる機会や場所なんて、講習会の他はサーキットくらいのもんです。
しかし、サーキットは有料、対して講習会は無料。しかも近所でやっている、ってんだから、これは利用しなきゃ損ってもんです。頭真っ白にして、ひたすらマシンコントロールに没頭する。理屈抜きに、これには麻薬的な快感があります。実際、アドレナリンどばどば出てるんだろーなー、きっと。
あ、そうそう。講習会に参加すると、条件によって以下のシールのいずれかが貰えるっちゅー特典(特典か?)はあります。これをメットとかバイクに張っておくと、いざ町中で白バイとか見かけたときに、「ほらほら、僕ちゃん講習会に足繁く通ってる良いライダーだから、狙わないでね(はーと 」などと願いながらこれ見よがしに警官に見せつけると、多少は効果があるよーなないよーな。いや、知らんけど。
| 参加シール |
シルバーシール |
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講習に参加した人はもれなく貰える。何度も通ってると腐るほど手にはいるぞ。
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参加シール交付後、1年間に講習会へ3回以上参加して、なおかつその間無事故無違反の場合貰える。このシールから、ようやく多少のステータス性が生まれるぞ、たぶん。
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ゴールドシール

シルバーシール交付後、3年間に講習会6回以上参加&2年間無事故無違反の場合貰える。
そんなのぜってー無理だ!! とか当時は思ってたけど、俺様あと半年ちょっとで条件クリアーするもんね。えへん。
ちなみに、このシールはいつの間にやら抜け駆けしていたK林さんのメットに貼ってあるもの。ずるい……。
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- Q3. で、具体的にはなにすんねんな?
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会場によっていろいろと差異はありますが、簡単に説明するとだいたいこんな感じです。
- 準備運動
いわゆる普通の準備運動ですな。ここで真面目にやっておかないと、いざ転けたときとかにより怪我が酷くなるので、念入りに。
- 軽く完熟走行(一列に並んで会場内をゆっくり走る)
これで体とバイクをなじませてから、本格的な練習に移ります。
- 技術系の練習
教習所とかでさんざんやったでしょ? 課題走行って奴です。ただし、教習所なんかよりはハードな設定になってますから、ナメてかかんない方がいいでせう。
主な内容は、一本橋、パイロンスラローム、急制動、八の字など、おなじみの物ばかりだと思いますが、パイロンスネーク(千鳥)などの講習会でしか見られない課題もあったりします。
ここで特に気を入れて練習したいのが、八の字ですね。八の字には、ライン取りや初期旋回の作り方、アクセルワークなどの速く走るために欠かせない要素がぎっしり詰まっています。簡単なようでいて、果てしなく奥が深い、それが八の字です。
とかいって、私が一番苦手な課題だったりしますが (T_T)
- 思いっきり完熟走行(一列に並んで会場内を全開で走る!)
そんでもって最後の総仕上げ。ほとんどの講習会屋にとってのメインディッシュ! 速い人から順番に一列に並んで、会場内に設置したコースを出来る限り速く、つまり、全開で走る訳です。
教習所みたいな狭いコースとは言っても、そこはそれ、歴としたクローズドコースですから、先頭集団ともなるとタイヤズルズルに滑らしながら目を三角にして走ることになります。
これがもーほんとに気持ちいい! 必死で走るんで、30分も完熟走行してると冬でもジャケットの下は汗だく、バイク降りたときには膝が笑います (^^;
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とはいえ、レースじゃありませんから追い抜きは厳禁です。前の人が自分より遅いと思ったら、一周ごとのスタート待ちの間に「すいません、前、いいですか?」などと一声かけて(マナーです)、おもむろに順番を入れ替えてもらいましょう。こうして、どんどん列の前の方に移動していくわけです。
あ、もちろん、ゆっくり走る組、とかも同時に編成されますから、そんなのおっかなくって参加できん! っていう人も安心ですよ。
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以上のようなメニューを、ちょこちょこと休憩を挟みはしますが、だいたい時間いっぱい(大抵は2〜3時間くらい)行います。かったるい座学みたいな事は、ほとんどありませんのでご安心のほどを。
まぁ、そうは言っても、練習の間ただ漫然と走っていてはあんまり意味ないです。ので、理屈はどうでもいいんだよ! なんて言わずに、積極的に指導員や白バイ隊員にアドバイスを求めて行きましょう。かならず上達のヒントをくれます。
もっと詳しくどんなことをするのか知りたい、という人はこちらの講習会ガイド 〜西多摩篇〜をどーぞ。私が通っているいくつかの会場の、実際のカリキュラムを紹介しています。
- Q4. 参加すんのに、資格とかいるのん? 金かかるのも嫌やで。
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当然、自分のバイクとそれに乗れる免許証が必要です ;-P とかいうのはさておき、特に資格は必要ありません。合法的にバイクに乗れる人すべてが対象です。実際、会場には老若男女様々な人が集っていますので、気後れする必要はないでしょう。
費用についてですが、会場によっては何かあったときのために保険代として数百円を徴収しているところもあるようですけど、ほとんどの場所では無料で講習に参加することが出来ます。それどころか、夏場のくそあちー時の講習会なんかだと、たまに無料で缶ジュースとかくれる場合もあり。うーん、お得だ……。

一つだけ注意しなければいけないのが、参加時の服装です。Q3にも書いたように、結構ハードな内容ですから、真夏の炎天下でもTシャツに短パン、みたいな格好で来ようもんならおそらく追い返されることでせう。
よって講習会に参加するときは、最低でも必ず長袖長ズボンを着用してください。会場では、プロテクターを装着している人なんかも結構います。ツナギや皮パン、ブーツ(踵まで覆う靴でも可)などがあればなお良いでしょう。
とかいって、自分は長袖にGパン、あとライディングシューズだけですけど (^^;
- Q5. もしかして、これに通うてたら違反しても見逃してくれるん?
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残念ながら、そのような事実はありません。つーか、おそらく逆に説教食らうことでしょう。「講習会は安全運転を学ぶところだ!」とかなんとか……。
特に、講習会の行き帰りで捕まったりした日にゃーかーなーり切ないことになるので、要注意。遅刻しそうになっても飛ばしちゃだめよ。
しかし、足繁く講習会に通って白バイ警官とかと仲良くなると、特典があるとかないとか(笑 CB400Fに乗るKさんは、頻繁に見逃してもらってたようです(ぉぷ あ、でも、当然その警察の管内じゃなきゃだめナリよ?
- Q6. よっしゃ! いっちょ参加したるわ。で、どこ行きゃえーねん?
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おーっし、よく言った!! お一人様ごあんな〜い (^^)
それでは、こちらに東京都講習会場一覧を用意していますので、リストの中から都合のいい場所を選んで是非参加してみてください。残念ながら、東京近郊にお住まいでない方は、サーチエンジンかなんかで自力で見つけてください (^^;
んでは、君も講習会で僕と握手!